今日は、待ちに待った『ボジョレー解禁日』ですね!
ヌーボー(Nouveau)とは、フランス語で<新しい>もしくは<新鮮>という意味なんです。
ボジョレー・ヌーボーは、その年に収穫された葡萄でつくられた新酒であり、ブドウが良質であるかどうかを確認するためのものです。
当初解禁日は『11月15日」とされていましたが、この日が土日になってしまうと、ワイン運搬業者がお休みになってしまうため、1985年より11月の第3木曜日に改定されました。
ボジョレーは、収穫した葡萄を破砕せず、そのままタンクの中に貯蔵・発行させ、短期間でワインとして完成させます。
タンニンの含有量が少なくなるため、渋みや苦みも軽くなります。よって、新酒の状態でも飲める爽やかな味わいに仕上がり、ブドウのフレッシュな魅力を楽しめる!というわけです。
美味しく飲むコツとしては、軽く冷やしてから飲むことをお勧めします。
普通の赤ワインは、種からの渋みがあるため、冷やすと渋みが強調されて飲みにくくなりがちですが、『ボジョレー・ヌーボー』は上で書いた通りの醸造方法で渋みがでないので、軽く冷やした方が美味しく楽しめます。